2: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/13(土) 23:15:29.69 ID:+3YSvwyM0
  
 『10年後の私へ   五十嵐響子』 
  
 「この手紙は…」 
  
3: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/13(土) 23:16:56.93 ID:7Hf73thz0
  
 夢。 
  
 昔の私の夢は、お母さんみたいなお嫁さんになること。お父さんみたいな素敵な旦那さんと出会って、素敵な生活を送ることでした。 
  
4: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/13(土) 23:17:32.24 ID:7Hf73thz0
  
 その人は、私の担当のプロデューサーさん。 
  
 とっても優しくて、明るくて、でもどこか抜けてる所があって、ほっとけなくて。最初は、「好き」って言うよりも、「信頼出来る」って感じだったな。 
  
5: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/13(土) 23:18:17.51 ID:+3YSvwyM0
  
 でもね、プロデューサーさんは、私が好きになっちゃいけない人なんだ。 
  
 「気持ちは…すごい、嬉しい。嬉しいよ、響子。」 
  
6: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/13(土) 23:21:02.58 ID:7Hf73thz0
 短いけど今日はここまで、続きは明日にでも。 
  
 初投稿で時間がかかるかもしれないから、これまでの作品も読んでてください→ 
 twpf.jp 
7:名無しNIPPER[sage]
2017/05/13(土) 23:23:19.39 ID:HvjKQUf/o
 初投稿とは 
8:名無しNIPPER
2017/05/14(日) 00:25:31.71 ID:sjt8ojhhO
 おおあんたか、期待 
9: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/14(日) 17:47:52.21 ID:X2MsgMn40
 再開します 
  
 今回で終われ。 
10: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/14(日) 17:48:40.12 ID:X2MsgMn40
  
 「お、おはよう、響子。」 
  
 「あ……おはよう、ございます…。」 
  
11: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/14(日) 17:49:34.72 ID:X2MsgMn40
  
 「プロデューサーさんが響子ちゃんの告白を断ったのは、響子ちゃんが好きだから。」 
  
 「好きだから、自分がアイドル活動の邪魔をしたくないから。」 
  
12: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/05/14(日) 17:51:04.27 ID:X2MsgMn40
  
 でも、このときのおかげで、更に前に進もうって思えたのも事実だから。 
  
 「響子…?なんでそんな、笑顔で…。」 
  
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