過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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781:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:16:51.76 ID:6vPWxeOdo
 旅館とは違い、楠川姫が生でナレーションを行って、
 亜里沙とか南條さんほかスタッフがステージを見ながら首を傾げ、
 盛り上がらなさ加減に疑問を持ちながら、
 あれこれどうしようか話し合っている様子だった。
 熱意を込めて論説を振るっているせいで、
以下略



782:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:17:52.78 ID:6vPWxeOdo
 後ろ髪を引かれながら、亜里沙に手を引っ張られスタッフルームを抜け出す。
 みんな、ただならぬ雰囲気を感じつつ、
 どう足掻いても、昨日までの良かった雰囲気に戻れはしないのだと――

「姉さん」
以下略



783:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:18:19.96 ID:6vPWxeOdo
「絵里」

 その中で一人、園田海未、東條希、南ことりの三名がこちらに気がついた。
 ことりには前日、私のとある失言によってさんざっぱら罵られてしまったので、
 ちょっとお近づきになりたくない気配すら漂うんだけれど、そうも言ってられない。
以下略



784:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:21:06.84 ID:6vPWxeOdo
「あの人達、私の顔を知らなかった……希ちゃんも、凛ちゃんも
 自分なら仕方ないって思ったんだけど」
「ウチの知名度はまあ置いておくにしても、凛ちゃんを知らんなんて、
 よほど情報通な芸能記者さんなんやろうなあ?」

以下略



785:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:22:54.63 ID:6vPWxeOdo
「たくさんの方の協力で、この度のライブが開催される運びになりました。
 きっかけは誰かさんのワガママだと思うんですが、
 小さいことから始まり、奇跡を引き起こすのはスクールアイドルのお約束ですから――
 それは、ちょっとだけ勘弁してください。

以下略



786:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:26:38.27 ID:6vPWxeOdo
「ん……」

 ルビィちゃんは一目散にダイヤさんに抱きつき、
 声も上げずに泣き始めた。
 本来なら、大声でも上げて叫びたいところではあったんだと思う。
以下略



787:名無しNIPPER
2018/10/18(木) 20:27:11.93 ID:6vPWxeOdo
 立ち上がれないほどのダメージを負ったアンリアルの二人に対し、
 誰も迎えに来たりしないので、マネージャーでもいなかったかな?
 と、キョロキョロと見回していると、その視線の意図に気づいたらしいダイヤさんが

「安心してください、黒服……あ、いえ、従業員に迎えにこさせます」
以下略



788:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:29:36.25 ID:6vPWxeOdo
 それはあんまり聞きたくなかった事実だなあ……。
 と、ここで精一杯のトークで盛り上げてきた姫ちゃんと、にこの頑張りを
 あざ笑うかのような会場の冷めっぷりに、
 自然と表情も引き締まっていくばかりだけれど。

以下略



789:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:31:04.80 ID:6vPWxeOdo
 東京湾に沈める等、表現の試行錯誤は繰り返されたけど、
 ほとんどのインタビューは、記事にできないので記者さんが嘆いてた。
 海未といい、真姫といい、記事にできないインタビューの答え披露する人多くない?
 以前、理亞さんが人生を変えた出来事を聞かれて丸戸ゲーのすばらしさを語って、
 絶大なる冴えカノブームが起こったけど、それは結果オーライだからね?
以下略



790:名無しNIPPER[sage]
2018/10/18(木) 20:32:17.70 ID:6vPWxeOdo

 ほんとうに、μ'sが起こした奇跡を3人でやってのけてしまうような、
 十年前の秋葉原の盛り上がりを体現するような動きに、

「……こんな人達に、μ'sは……勝ったというの?」
以下略



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