過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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153:名無しNIPPER[saga]
2018/12/09(日) 09:53:45.97 ID:qcVrnA6J0
 気まぐれな神様が起こしたご都合主義ではないかと問いかけたいほど、
 普段の実力以上にとんでもないパフォーマンスを見せたμ'sは、
 おそらく皆が皆、奇跡の中に居たのだと思う。
 当時の実力で同じパフォーマンスを見せろと言われれば、
 あまりの横暴に過去のことりだって助走をつけてぶん殴ってくるレベル。
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2018/12/09(日) 09:54:33.34 ID:qcVrnA6J0
「雅が私に感じていた友情は、一般的な友情ではなく
 不出来な自分をごまかすための手段と言いますか――
 それでも私は良かった、居場所がない高校でも、気持ちを偽らなければならない家でも
 でも、あの子はルビィを手に掛けようとしたから」
「ん?」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2018/12/09(日) 09:55:10.00 ID:qcVrnA6J0
「ルビィにも、姉さまにもそうです――そしてこのたび
 その二人から距離を取られるという結果になったのですが

 私自身が……何か間違っていたんでしょうかね……」

以下略



156:名無しNIPPER[sage]
2018/12/09(日) 19:06:42.72 ID:rLI3q4hTO
理亞ちゃんのこのメインヒロイン感よ……
たしかにアニメでも応援してくれる子はいたけど姉様卒業後新たにグループ組めるかは微妙だったよね
経験の差もあるし理亞ちゃんの運動能力についてこれるだけのレベルがないといけないもんな


157:名無しNIPPER[sage]
2018/12/09(日) 22:54:22.74 ID:Sf1BkS1Eo
ルート確定イベント感良いね


158:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:56:24.28 ID:myA/Y7C00
 スチームクリーナーを片手に私に抱きつくように近づき、
 あ、これは死刑執行だ! と思った亜里沙がいつまで経っても刑を施さないので
 どうしたんだろうと思って顔を覗き込んでみると、
 思いのほか真剣な面持ちで理亞ちゃんの姿を見送り、
 その姿が確認できなくなった時にようやく身体を離す。
以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:57:06.56 ID:myA/Y7C00
 ただ、デビューした時には既に大売れするレールになど乗っかられたりすると、
 こちら側が顔を売るには困難になり、ハニワプロよりもエニワプロかな?
 みたいな評価になってしまい、挽回は不可能になってしまいかねない。
 理亞ちゃんを支えると決意した以上、ルビィちゃんとかに彼女が負けるようではダメなのだ。
 
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:57:38.58 ID:myA/Y7C00
 そのようにしなければならない事実が判明してしまい、
 問題発生と言わんばかりに気落ちした態度を見せられてしまうと、
 私としては現状を改めるために高らかにギャグの一つでも披露しようと決意し、
 中にいる雪姫ちゃんに一度前に出ても良いですかと問われた。
 要は、迂闊に口を滑らせてカーリングの人たちみたいに「そだねー」
以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:58:14.68 ID:myA/Y7C00
 雪姫ちゃんはその言葉を静かに目を閉じながら聞きながら、
 中にいる絢瀬絵里は驚嘆で慌てふためいているのに、
 理亞ちゃんにそうと決まったわけではないからとフォローをして、
 ツバサにも――もっとしっかりして私をからかうみたいにしてよ、
 と、おちゃらけながら言っている。
以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:58:56.57 ID:myA/Y7C00
 感嘆する様子で妹と友人が会話するのを、
 このまま彼女に入れ替わってもらっていれば、問題は解決するのではないか?
 と、ちらりと考えてしまったけれど――。
 改めて自分の能力の低さが思い至り、改善するためにはどうすれば良いのかと
 益体のつかないことを考えてみて。
以下略



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