【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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295:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/18(日) 18:47:19.10 ID:R/29QPn/o
「……牛山も話分からない奴じゃないとは思うけど、もしアレだったら俺も一緒に行っとく?」
「いや、大丈夫だ」
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2015/10/18(日) 18:49:16.35 ID:R/29QPn/o
何時もより時間を短く感じた午後の講義、
終わってから俺の席に近づいてきた牛山の姿を認めると隣に座る由比ヶ浜へ先に帰るよう伝えて立ち上がる。
297:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/18(日) 18:51:28.63 ID:R/29QPn/o
「由比ヶ浜の話、でいいんだよな」
俺の出だしに牛山は分かり易くビクリ……とは反応しなかった。まぁ俺じゃあるまいし。
だが反応して上がった顔は、苦渋とまで言わないまでも息苦しさを隠しきれない顔色だった。
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2015/10/18(日) 18:52:54.15 ID:R/29QPn/o
「……俺には、信じられない」
呟くように吐き出された言葉は、俺ではなく自分自身に言い聞かせるような響きを伴っていた。
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2015/10/18(日) 18:55:12.63 ID:R/29QPn/o
気が付けば陽が落ちかけて、構内の人影も疎らになっていた。
そんな中夕暮れに照らながらベンチに座る由比ヶ浜の姿に
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2015/10/18(日) 18:56:59.18 ID:R/29QPn/o
校門から出て歩道へ、夕日を浴びながら駅へと向かう。
無言。
靴と地面が擦過する音と疎らな車の走行音だけが鼓膜へ入り込む。
何時もは会話が途切れて沈黙するのも珍しくなくて、
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2015/10/18(日) 18:59:15.30 ID:R/29QPn/o
「……彼奴に、俺は間違ってるんだって言われた」
足を止めて言う。
歩きながらだと、風で足を取られて転んでしまいそうだと思ったから。
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2015/10/18(日) 19:01:17.14 ID:R/29QPn/o
「んー……」
問われた由比ヶ浜は人差し指を唇に当てて思案顔になり数秒、
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2015/10/18(日) 19:02:58.44 ID:R/29QPn/o
「ね、ヒッキー」
由比ヶ浜の手が俺の手に触れた。
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2015/10/18(日) 19:05:16.02 ID:R/29QPn/o
この間の危うすぎるスキンシップと、今の笑顔と、手を伝う温もり。
ダメだ。もう俺は、少なくとも俺からは由比ヶ浜結衣から離れられない。
そう実感した。
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