44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2015/12/29(火) 08:08:47.55 ID:gTxPW636O
待ちくたびれるー
45: ◆9W6PAVDo7.[saga sage]
2016/01/05(火) 05:51:56.77 ID:C7B9I8T00
>>44
すまんのー
46: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/01/05(火) 05:53:16.72 ID:C7B9I8T00
私は動けなかった。主人の目が何を求めているのか、何より命令であるお話をどうすればいいのか、ぐるぐると同じところを回る。
普段このようなことをされる方ではないことも、私の混乱に拍車をかけて。どうすればいいのかが、よくわからない。
男「どうした?」
47: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/01/05(火) 05:54:02.17 ID:C7B9I8T00
食事をとる時も、普段は主人を見ないようにしている。しかし、ここ最近の主人との交流もあって、どうしてもわずかばかり視線を向けてしまう。
主人はいつも通り美味しそうに食べてくださる。自分で作るより、人に作ってもらえるのはいいなと毎回おっしゃられながら。
そう言われることは、とても嬉しい。主人のお役に立てることは、奴隷として、世話役として、とても名誉なことだ。
48: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/01/05(火) 05:55:09.84 ID:C7B9I8T00
今でこそ少し慣れが出てきてしまったけれど、このような食事をいただけるのは、ここに来てからが初めてだ。ブイヨンを使った上品なスープと、白いパン。そして鶏肉のソテーとサラダ。世話役の時は雑穀スープとパン。奴隷の時は1日に一度パンと水がもらえればいい方だった。
ただ、上質な料理を食べているということとは別に、誰かと食事をするというのも、久しぶりだった。世話役の時は手早く食事を済ませるのも仕事の一つで、奴隷の時は同じ境遇のはずの仲間の中でも、支給されたものを奪い取ろうとしてくる者がいた。
自分の分を取られる心配もなく、そして落ち着いて食事ができる。そんな食事ができたのは、貧しくも皆と入れた孤児院の頃と、今この時だけだ。
49: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/01/05(火) 05:57:00.12 ID:C7B9I8T00
心穏やかに過ごすことができる。それだけでも、私にはとても幸福なものだ。何らかの身の危険を感じない日々であることが、幸せであると考えている人は何人いるのだろう。
人として扱われない奴隷の日々が、私をそう思わせている。今も奴隷ではあるけれど、主人に人として扱われている。それだけでも、仕えるべき方なのだ。
その主人からあのようなことをされると、私はどうすればよいのか。わからない。答え(しじ)を与えられないことは、ただ、辛いことだ。
50:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/05(火) 07:49:21.09 ID:xpqEJThuO
乙!
51:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/05(火) 21:30:53.96 ID:wm4DOW4IO
おつ
52:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/06(水) 07:51:34.57 ID:yb+Uy/ZvO
乙!
53: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/01/26(火) 04:11:55.83 ID:VCfryX1k0
奴隷「失礼いたします」
娘の様子が少しおかしかった夕食を終えて、自室でくつろいでいた。そして夜伽のために、今度はいつも通りの様子の娘が入ってきた。
奴隷「本日は、どういたしますか?」
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