お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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86: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/02/23(木) 11:41:25.87 ID:Buq8Oqaq0
それでも――


お嬢様「ご令嬢――!?」

突然、耳朶を打った想い人の声。


ご令嬢「え――?」

どうしてだろうか。
名を、呼ばれた。


お嬢様「貴女……泣いて……」


そう言われ、ご令嬢は自分の指で目元を探る。

涙で濡れた指先。


その事実を認めてしまうと、もう制御など出来なくなり、止めどなく涙が溢れ出た。


ご令嬢「あ、れ……? おかしいな……。好きなんですよ、お嬢様のこと……好きなん、ですよ……」

拭っても拭っても、溢れ出てくる。きりがない。



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