63: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/02(木) 23:55:02.10 ID:0YAhipt3O
今日はここまでです
おやすみー
64:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2016/06/03(金) 02:16:50.71 ID:i3kk7rNhO
次の更新待ってる
65: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 10:23:58.30 ID:hYHb1m9lO
昼飯を食べるため、こじゃれた海鮮食堂に向かうことになった。
ただし、周りにいる人間からすると迷惑この上ないんだけど。
じっちゃんやちろるのグループはそういうのには鈍感で、二人の喧嘩を茶化しては火に油を注いでいた。
海の幸てんこ盛りの海鮮丼を食べる頃には、もはや二人とも完全に分裂していた。
大部屋の端と端に位置して座した二人に呆れながら、私は苦笑いを浮かべる。
66: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 10:35:31.21 ID:hYHb1m9lO
本当のやすはの気持ちを、私はこの頃考えたことはなかった。
人に気持ちに鈍感だった。自分の心を守ることでいっぱいだったんだと思う。
「みやちゃんにとって、良くないことだよね」
67: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 10:37:08.04 ID:hYHb1m9lO
>>65
の二行目の文章おかしいですが気にしないで
68: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 10:47:52.48 ID:hYHb1m9lO
午後、おそらくほとんどの子どもが待ち遠しかったであろう遊園地に到着した。
大人になっても、遊園地というのはわくわくするものがある。
ただし、訪れたのは地方の賑わってる感がかろうじてある遊園地だったが。
みんなどこから乗りたいんだろう。
69: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 10:54:01.39 ID:hYHb1m9lO
上林さんは上林さんで動く気配がない。
しょうがない。
「上林さん、最初どこ行きたい?」
70: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 11:04:45.27 ID:hYHb1m9lO
大声で彼女は叫ぶ。だいたいが、私たちへの不平不満だった。
周りにいた子連れの客が何事かと足を止めていたので、私は彼女を引っ張って人気の少ない所に移動した。
癇癪を起し泣き始めていた。手で目元をこすって、嗚咽をもらす。
ど、ど、どうしたら。
71: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 11:13:26.03 ID:hYHb1m9lO
もうティッシュだと勘違いしているんだろう。
そういうことにしよう。
「あなた……」
72: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 11:19:43.29 ID:hYHb1m9lO
「……もも」
ぼそりと呟く。
「もも?」
73: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/03(金) 11:25:15.66 ID:hYHb1m9lO
「あなたが、あゆむが振り向いてくれるの、嬉しかったから……」
もにょもにょと赤くなって言った。
「そっか……」
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