モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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62: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/06/19(日) 21:38:50.20 ID:mx+DuvUn0
P「え? ずっと勉強してたのか?」
志希「そうだよ〜。…ん? 勉強するって言ったよね?」
P「言ってたけど…こんな時間まで会社にいるなんて…」
志希「?」
状況がよくわかっていないらしい志希に軽い眩暈を覚えた。
P「あのなぁ…今日はたまたま俺が最後だったけど、もし他の奴が見回りしてたらソイツとこんな時間にこの狭い会議室で二人きりになってたんだぞ?
万が一があるかもとは思わないのか?」
志希「にゃはは〜『たまたま』なんて白々しいんじゃにゃいかな〜♪ ソレ♪」
志希が俺の左手にある確認シートを指さす。
志希「ここ最近ほとんどキミのサインだったよ? それって最後に会社を出る人が書くんだよね?
きっと今日もキミだと予測…するまでもないかな♪」
改めてシートを見てみると確かにここ一か月はほとんど俺の名前が並んでいた。
極たまに同僚P。
P「いや、でもなぁ…今日は同僚Pが最後の可能性も十分あったんだぞ? それこそ10分の差しかなかった」
志希「にゃはは〜ザブトンイチマイ〜♪ でも同僚Pさんだったとしても、あの人なら心配ナッシン。
ああ見えて小さな犯罪も犯せないゼンニンと性向判断済みだよ〜♪」
P「ったく、心理学だかなんだかわからんが、十代の小娘がアラサーのオッサンの内面を語ってたら痛い目みるぞ?
男が誰の目もない密室で女と二人きりになったときにどう動くかなんて当人にしかわからんわ。
それに魔が差すってこともあるし」
志希「それでも大丈夫♪ もしものときにはこの志希ちゃん特性の暴漢撃退用のスプレーが火を噴くぜー♪
あ、火は出ないよ?」
そのスプレーの中身の効果はえげつないんだろうが、果たしてその時になって冷静に使えるのか?
しかも密室だったら自分も吸い込む危険もある。
あくまでそれが必要になるような状況を未然に回避するよう努力することが一番大切だ。
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