茄子「おやすみなさい、プロデューサー」
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15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/03(日) 00:55:36.30 ID:1a597gsV0

まゆ
「夢……? 文香さん……なにを」

文香
「そう、夢です……どうして気付かなかったのでしょうか。あの人が私を捨てるはずがありません。

 あんなに激しく愛してくれた。あんなに強く抱きしめてくれた。あんなに甘く囁いてくれた。

 それらが全部嘘だったなどと……何もかもを失うなどと……ありえないのです。

 ですから、これは夢……私が見た、長い長い胡蝶の夢……」

まゆ
「夢じゃ、ありません。夢なんかにさせません。本当に、あったんです。だって傷は、ここに………………ふふっ……そう、こんなふうに」

文香
「え……? ま、まゆ……さん……な、なにを……」

まゆ
「そうそう、こういう傷跡でしたぁ。あれ……でも本当にここだったでしょうか……?

 どこでしょう。違ったかも……ここだったかもしれません……いえ、ここでしょうか……それともここ?

 うふふふふ、うふふ、うふふふふふふふふふ」

文香
「……ぁ、っ……ぁ、あぁ……」

まゆ
「すみません、よく覚えていなくて……でもこれだけ刺してあれば、もう関係ありませんよね……?

 ああ、やっと逢えました……Pさぁん。ふふ……ふふふっ……うふふふふっ!

 さあ、Pさん……Pさん……Pさんっ……言ってください。『大好きだよ』って。それだけでいいんです。何もしなくても。あなたを見てる。あなたが見てる。それだけでまゆは幸せなんです。さあ、言ってください。『大好きだよ』って。夢のような毎日を、もう一度始めるんです。まゆの目を見て、まっすぐに見つめて。あなたの口で聞かせてください」


   ――わたしのこと……大好きって。




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