146:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 20:09:44.73 ID:0/G1P+FM0
男 「……よくやってくれた」
弓使い「はーっ、はーっ、はーっ」
エルフ「ど、して……」
男 「さっきから言ってるだろ。残念だが手負いの獣と出会ったからには殺すか殺されるかだって」
エルフ「れも……」
男 「じゃあ聞かせてくれ。あの時あの熊は何を思っていたのか」
エルフ「しょれは……」
男 「痛い、怖い、憎い、とかだろ」
エルフ「……はい。れも、ろ、して?」
男 「心が読めたわけじゃない。今まで見たり聞いたりした経験から分かっただけだ」
男 「命の危機には言葉は当然として想いすら伝わらないことがあるもんなんだよ。助けたかったのに、殺すしかなかったなんてこともな」
エルフ「れも……」
弓使い「そうよ、貴女も見たでしょ?あのバスガンの心を」
弓使い「全身を貫く傷の痛みに震え、迫り来る死の恐怖に怯え、自らを傷付けた者たちへの憎しみと怒りに溢れた、真っ黒な心を」
エルフ「あう……」
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