72:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:15:40.99 ID:0/G1P+FM0
エルフ「――――あの」
男 「うん?」
エルフ「やっぱり道中黙々と進むのって楽しくありませんよね?」
73:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:17:26.43 ID:0/G1P+FM0
エルフ「というわけで人間さん、いろいろとお聞きしてもよろしいですか?」
男 「いいよ、俺に答えられることなら」
エルフ「そうですね…… そうだ、人間さんは海、を見たことがありますか?」
74:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:19:41.64 ID:0/G1P+FM0
男 「うん、赤やら青やら黄色やら…… 岩の一部だと思ったら貝だったり、黒やら赤やらのヒトデ」
エルフ「ヒトデ?」
男 「ああ、ヒトデっていうのはなんつーのかな、こう、棘が五本こんな感じで引っ付いてるやつで……」
75:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:21:32.54 ID:0/G1P+FM0
弓使い「……興奮してるところ悪いけど、その記述が正しいかどうかは里でも論議されているでしょ?」
エルフ「えー?でも、ミチャンやクーンサフサがいたなら島だってあるでしょう?」
弓使い「一つ真実があったからと言って全てが真実に変わるわけでもないのよ」
76:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:22:51.35 ID:0/G1P+FM0
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男 「あれから数日、か」
77:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:24:37.93 ID:0/G1P+FM0
男 「珍しいな?まぁ、いいけど。ここの主は奴隷も同じ人間だということで過酷な労働を強制したり、尊厳を奪うようなことはしなかった」
弓使い「しかし、それは少数派の意見だったのでは?そんな人間がどうして革命以前に貴族でいられたのでしょう?」
男 「良質な乳や肉とかを献上していたからだったような。主の牧場のそれは当時最高級品とされたぐらいだし」
78:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:26:51.38 ID:0/G1P+FM0
男 「多分ね。怒られたら怒られたできちんと謝れば許してくれると思うよ、ここの主なら」
弓使い「そうですか」
男 「ところで例の、って?」
79:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:28:49.95 ID:0/G1P+FM0
少 年「ど〜ん!!」
エルフ「きゃぁあああっ!!?」
男 「あのガキ!」
80:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:29:56.45 ID:0/G1P+FM0
男 「わかったわかった。降ろしてやるから今後はいきなり暴力じゃなくてちゃんと話をするんだぞ」
少 年「わかった!今度からそーするよ!」
男 「ほんとだな?じゃあ、降ろすぞ」
81:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:33:03.75 ID:0/G1P+FM0
母 親「どうもウチの子が旅の方々にご迷惑をおかけしたみたいで…… 申し訳ありません」
男 「ああ、いえ、こちらが勝手にお宅の私有地の池を使っていたことの方が悪いことでして」
母 親「ちょっとウチの子渡してくださいます?」
82:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 03:35:08.03 ID:0/G1P+FM0
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少 年「……ってぇーな、クソ」
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