147:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:40:17.14 ID:IWdDFovF0
師匠の家ではこれまでの冒険、戦った敵のことなどを話した。
師匠は時には笑い、時には真剣に話を聞いてくれた。
勇者(…師匠なら馬鹿げた俺の相談にものってくれるだろうか)
148:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:40:56.66 ID:IWdDFovF0
師匠「なんか悩み事か?そういう顔してんぜ?」
勇者「!」
勇者「相変わらずなんでもお見通しというわけですか」
149:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:41:58.82 ID:IWdDFovF0
勇者「師匠!?す、すみませんなんでもありません!馬鹿げた質問でした。今のは忘れて下さい」
師匠「いやー、ハッハッハッ。まさか堅物のお前の口からそんな話が聞けるとはな」
師匠「気にすんな。俺はお前に剣術を教えたがだからって別に『剣術の師匠』ってわけじゃあねぇ。弟子の相談なら剣術だけじゃなくて今日の晩飯だろうが色恋沙汰だろうが聞いてやるよ。それが師ってもんだ」
150:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:44:10.37 ID:IWdDFovF0
勇者(やはり師匠に相談してよかった…)
師匠「で?どっちなんだ?」
勇者「はい?」
151:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:45:18.87 ID:IWdDFovF0
師匠「あれ?でもお前さっき『まったく興味のない女を』つってたよな」
勇者(とは言っても師匠も既に俺の話に乗りかかってしまっているし…ここから話を打ち切るのは無理そうだな)
そこから俺は本題に入り師匠に魔法使いが普通の魔法使いではないこと、俺に魔法をかけたこと、それが原因の不治の頭痛のこと、彼女に好意を持つことでその頭痛を治せるかもしれないことを語った。
152:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:46:19.42 ID:IWdDFovF0
師匠「話は大体理解した。だがお前は魔法使いちゃんにまったく興味がないというわけだな」
勇者「はい」
師匠「まぁ、なんだ…女の子を好きになるってのは努力するもんじゃねぇ。ちょっと意識して見れば勝手に好きになっていくもんだ」
153:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:47:07.83 ID:IWdDFovF0
師匠「あー、初々しくていいなぁオイ!」
勇者「なっ、こ、これは頭痛を無理やり治すために仕方なく試みてみることであって俺は別にあいつのことは…」
師匠「あーはいはい。分かってる分かってるって」
154:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:47:50.79 ID:IWdDFovF0
…………
魔法使い「はぁ…」
155:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:48:33.38 ID:IWdDFovF0
魔法使い「綺麗な川だなぁ…」
魔法使い(あっ、私の顔が映ってる…)
魔法使い(酒場のお姉さんも顔だけはいいって言ってくれてたけど…勇者様は私の顔どう思ってるのかな…)
156:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:49:12.34 ID:IWdDFovF0
「くまと一緒におやすみ、しよ?」
魔法使い(熊のパーカーの女の子?)
くま「くまねー、いいとこ知ってるの。みーんなそこでおやすみ中。お姉ちゃんもくまと一緒におやすみしよ?おやすみしたら、嫌なことぜーんぶ忘れて、幸せになれるよ」
157:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:49:53.25 ID:IWdDFovF0
…………
勇者「はい?」
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