20: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:19:35.07 ID:eDj2lchjo
その間にもごくゆっくりとソウルジェムは濁りを溜めこんでいく。
(魔女にだけは……あんなの絶対にイヤだ)
21: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:21:14.15 ID:eDj2lchjo
肩を抱く手に少し力を込めた。
「さやかは、すごいな」
22: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:25:16.30 ID:eDj2lchjo
「いいからもう帰って。あんたに八つ当たりしそうだよ」
「好きなだけ当たってくれて構わないけど?」
「ねえ、もう何も考えたくない。黙って帰って。
23: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:30:26.12 ID:eDj2lchjo
「あんたには関係ないでしょ」
「いや、関係ある」
「ないじゃん!」
24: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:39:05.41 ID:eDj2lchjo
柔らかいそれが触れ合った瞬間さやかは頭が真っ白になった。
意識がそこだけに集中して時間の感覚を引き延ばす。
ぬめりと相手の舌先が唇をなぞる生々しい感触に愕然とする。
25: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:41:38.90 ID:eDj2lchjo
「あ、あのさあ? 杏子?」
「言っとくけど、大真面目だから私」
「あんた変だよ? 杏子はそんなことしない……しないでしょ? おかしいよ!」
26: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:44:27.84 ID:eDj2lchjo
(こ、こんなに人の話を聞かない子だったっけ?)
さやかは半ばパニックに陥りつつ考えている。何か考えていないとどうにかなってしまいそうだ。
27: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:46:13.85 ID:eDj2lchjo
「杏子、わかった!」
叫んだ。
28: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:48:49.90 ID:eDj2lchjo
実際、いろいろ吹っ飛んだ。きれいさっぱりと。
ソウルジェムを見せる。ひと目でわかるような濁りの進行は止まっている。
29: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:51:06.82 ID:eDj2lchjo
「杏子はその……つまりあたしとそういう関係になりたいと」
「うん」
「なんで?」
30: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:53:32.77 ID:eDj2lchjo
さっきまで押しのけようと必死になっていた身体がいそいそと離れてベッド脇に立ち、スルスルと服を脱ぎ始めた。
さやかはのろのろと起き上がり、はだけていたブラウスを合わせ、めくれあがっていたスカートの裾をおろした。
杏子がしなやかで均整のとれた裸身を晒してこれでいいかという風にさやかを見た。
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