62: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 01:49:27.51 ID:JptNLkfbo
声と同時にさやかが三人のいる部屋に姿を見せ、その後ろからひょっこりまどかが顔をのぞかせて会釈をした。
学校からそのままやって来たらしく、二人とも制服姿で通学かばんを下げている。
「おじゃまします」
完全に想定外だったまどかの出現に虚をつかれたほむらがさっと杏子に視線を移した。
「ああ、あたしが呼んだ。話したいことがあるって、あんたに」
「私に?」
マミは新たな客をもてなすために台所へ立つ。
「話って何かしら」
さやかと隣あってテーブルにつくまどかを見ながらほむらが尋ねた。
「ほむらちゃんなかなかつかまらないし、みんながいる所だったら
ちゃんと会話してくれるかなって」
「ちゃんと会話? ほむらは普段まどかにどんな態度なんだ」
まどかの天然かつシビアな発言に杏子が思わず突っ込みを入れた。
さやかが応える。
「ん、誰に対してもこんなんだよ。
ただ、まどかのことは距離を取りつつ目で追ってる感じ?」
「ストーカー一歩手前みたいな状態だな」
「事情を知っても共感し辛いっちゅうか
やり方をもうちょっと考えてほしいところですなあ」
「暁美さんも試行錯誤の末にそうしているわけだから」
マミがニコニコと口を挟み、新客二人に香り高い紅茶を配った。
「「ありがとうございます」」
二人は揃って頭を下げた。
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