74: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 00:52:14.44 ID:H0JqPK/8o
部屋に夕日が差し込んできた。
「さてそろそろ忙しい時間になるわね。お開きにしましょうか」
「そですね」
「あ、マミ。今日もこいつん家に泊めてもらうからメシはいいよ」
「そう? あちらのお宅にご迷惑のないようにね」
「迷惑なんかかけてないってば。
さやかん家のおじさんもおばさんも朝早く出かけて遅くに帰ってくるんだ。
誰も家にいない間こいつのベッド借りてるだけだし」
「あなたたち、ちゃんと食べてるの?」
「あ、うち共働きだから常備菜とかおかず冷凍したやつとか
チンして食べられる物いっぱいあって、ご飯さえ炊けばいつでも食事できるから大丈夫です!」
「すごいんだ。冷蔵庫に食べ物がギッシリ入ってて感動しちまった。
手作りの即席みそ汁とかあるし」
「あれ味噌玉っていうんだよ」
「楽しそうだからそのうちお邪魔しようかな?
手土産はお米とデザートでいい?」
「歓迎しますよ〜!」
「マミは意外と食うぞ」
「あなたほどではないと思うけれど」
「杏子は食べっぷりがよくて餌付けのし甲斐がありますよね」
「まったく同感よ、美樹さん」
「力いっぱい同意してるけどあたしとほぼ同じ量食うじゃねーか!」
「あなたみたいに四六時中間食してません!」
「あ、やばいマミさんがかわいい」
「あのな、おまえらの前だとちょっと作ってっからマミのやつ」
「ちょっと待って」
「暴露話はしないでおいてやるよ」
笑いながら杏子が立ち上がり「行こ」とさやかに声をかけた。
「うん。マミさんお邪魔しました。楽しかったです」
「はぁい。佐倉さんはまた後で」
「はいよ」
さやかの手を引っ張って立たせるとそのまま二人は手をつないで帰っていく。
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