75: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 00:54:04.71 ID:H0JqPK/8o
(それにしても)
急に静かになった部屋でマミが考えをまとめようとした。
76: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 00:55:43.70 ID:H0JqPK/8o
人通りの少ない住宅地を、さやかの家に向かって二人は歩いていく。
さやかが話題を振っても杏子は全くのってこない。
77: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 00:57:48.77 ID:H0JqPK/8o
「そうね。気になるわね」
78: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 00:59:30.67 ID:H0JqPK/8o
「なぜそんなことが起こったの?」
「そういう力を持っていたんだろう。それから魔力を集める渦のような力場が発生して
それは徐々に大きくなっていった。ゆっくりと気まぐれに移動しながら成長していったよ」
79: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:01:22.73 ID:H0JqPK/8o
(……知らなかったとはいえ、片っ端から狩っていった)
(せめて大切な願いを満足のいく形でかなえることができていればいいのだけれど)
80: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:05:50.45 ID:H0JqPK/8o
「石造りの巨大な門や尖塔、変幻自在の影絵、映像を流し続ける箱、グロテスクな怪物や獣の姿など、
まあ形はいろいろだね。自覚の有無は関係なく、それは君たちの意識の底で育ってきたものだ。
君たちの常に揺れ動く感情をエサにして、且つ因果をまといながらね」
81: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:07:47.40 ID:H0JqPK/8o
「というのも魂の核としてあったエネルギー自体は根こそぎ僕らが収穫させてもらうからね。
結果、不要で粗悪なエネルギー体として形を持った魔女が残される」
「一旦魔女になると絶対に元に戻ることはできないのね」
82: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:11:13.54 ID:H0JqPK/8o
「ちょ、杏子、手! 痛い痛い!」
83: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:14:21.15 ID:H0JqPK/8o
「何体集まっていようと所詮は残骸なわけだからね。
生きた魔法少女の力というのはなかなか大したものなんだよ」
「QBは私たちに自爆してほしいの?」
84: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:16:58.07 ID:H0JqPK/8o
「遮断された。時々人の言うこと聞かないんだよな」
「マミさん?」
85: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:17:59.18 ID:H0JqPK/8o
部屋の前まで跳んではきたものの、中に入れないよう強力な結界が張り巡らせてあった。
槍をぐるんと逆手に持ちかえ穂先で軽く境界面に触れてみる。小さな魔法陣が浮かびあがり、微かな振動が伝わってきた。
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