84: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:16:58.07 ID:H0JqPK/8o
「遮断された。時々人の言うこと聞かないんだよな」
「マミさん?」
「うん。マミとQBの会話を聞いてたんだけどさ」
「それでずっと上の空か。さっさと説明しなさいよ」
「ごめん。こっから一人で帰れる?」
「もうすぐそこだから」
「先に行ってて。ちょっとマミのとこ帰る」
「うん、QBも平気でエグいことするからね」
さやかは痛覚遮断を行なうきっかけになった出来事を思い出して眉をひそめる。
(君があの魔女から被るはずだった本当の肉体的ダメージはこれくらいだ)
QBの前脚がひょいとさやかのソウルジェムに触れるとさやかの全身に激痛が走った。ソウルジェムと身体の関係について思い知らされたのだった。
声を上げることも出来ないほどの苦痛にもがいていたのはたぶん短い時間だったのだろうが気付いた時には少量ながら失禁していた。
努めて忘れようとしているが、うっかり思い出す度に不快な感情が蘇る。
「……」
「なんだその暗い顔!? 何されたんだ!? あとで教えろよ!」
杏子は変身し、猛スピードで行ってしまった。
「……いや、教えないからね?」
小さくひとりごちる。
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