85: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:17:59.18 ID:H0JqPK/8o
部屋の前まで跳んではきたものの、中に入れないよう強力な結界が張り巡らせてあった。
槍をぐるんと逆手に持ちかえ穂先で軽く境界面に触れてみる。小さな魔法陣が浮かびあがり、微かな振動が伝わってきた。
86: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:19:30.83 ID:H0JqPK/8o
「杏子かい?」
「結界の外にいるわ。こちらが意図しなければ話が聞かれることはありません。
話したいことがあるならどうぞ。ただし手短にお願い」
87: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:21:08.04 ID:H0JqPK/8o
「わざわざ自分で砕くことはなかったってわけね」
不思議と平静でいられた。
88: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:26:13.02 ID:H0JqPK/8o
さやかが珍しく早く帰宅した両親と共に居間でテレビを見ていると杏子から呼びかけがあった。
二人に「宿題残してるから」と声をかけて戻った自室では魔法少女姿の杏子が待っていた。浮かない顔をしている。
89: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:28:18.22 ID:H0JqPK/8o
「なんだよ?」
「甘やかしてんの。ワザワザ言わせないでほしいな。
身体の力を抜きなさいって、そうそう」
90: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:32:07.21 ID:H0JqPK/8o
まどかに連れられてほむらは鹿目家を訪れた。
話は通してあったらしく一家団らんに混ぜてもらって夕飯を御馳走になり穏やかな歓待を受けた。
91: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:33:13.36 ID:H0JqPK/8o
さやかは少し前までパーサーカーモードで暴れまわっていた街の通りで魔力の気配を探してみる。
ベテランの魔法少女が三人がかりで魔女を狩っているだけあってソウルジェムでの索敵に何も引っ掛かってこない。
92: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:36:26.87 ID:H0JqPK/8o
その時ふと、こちらを窺う他人の視線を感じた。
使い魔を追いかけている時からそこはかとなくつきまとう気配を感じてはいた。
93: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:37:56.00 ID:H0JqPK/8o
「さっきのあれ、あなたの獲物だった? なら余計なちょっかいかけてごめん!」
返事は無く、どうやらじりじりと間合いを測っている。さやかは急いで言葉を継ぐ。
94: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:40:19.09 ID:H0JqPK/8o
(かなり危ないんじゃない、この人……)
「ねえ、あなたのソウルジェム見せてくれない?
95: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:52:44.03 ID:H0JqPK/8o
「うるさい!! 魔女とは戦えないんだから
魔法少女から奪うしかないでしょうがあ!」
「ううん、しょうがないっちゃしょうがない気もするけど」
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