25: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/06(日) 22:02:35.87 ID:IwWYtL7GO
聞きなれない事を言われて、私はたじろいだ。
「え、あ、そうなの?」
「スタッフもお客さんも全員女性ですから、すごく気軽に働けますよ」
「あの、一応聞くけど、その……どういうお店なのかな?」
彼女は清楚な表情を崩さずに、下ネタを連発して説明してくれた。
「あわ、わわ……」
私は彼女のベッドに無造作に置いてあった柔らかいクッションを、思わず投げつけてしまった。
顔面に当たったにも関わらず、彼女は笑顔を崩さなかった。
詰まる所、同性同士でイチャイチャするお店らしい。
眉間にしわが寄ってきたので、それをさすりながら、紺野さんに問うた。
「都築さんは、そういう人なの?」
「そういう人って言うのは、女の人が好きな女の人ってことですか?」
「そ、そうだね」
分かってて聞いてるでしょ。
「仮にそうだとして、紺野さんは私のこと軽蔑しますか?」
「そんなことしないよ」
「じゃあ、どちらでもいいんじゃないでしょうか」
ええっ。
もやもやするんですけど。
二の句が継げないでいると、
「意地悪な事言ってごめんなさい」
紺野さんの反応が面白くて、と聞き捨てならないことを呟いていた。
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