49: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/13(日) 22:04:36.10 ID:7BtxinLWO
しかし、彼女に業務を教えながら、だんだんと申し訳ない気持ちになってきていた。
こんな酷い会社に、私のために入ってくれた。
それに関しては嬉しい。
でも、このままいたら、今までの中途採用者と同じように潰れてしまうだけ。
だからと言って、私は仕事を転職する気はないし、風俗で働く気もない。
将来のことを不安に思いながら、これからも死にそうな気持で帰宅するだけ。
「紺野さん」
手の甲に触れられた。
はっとして、引っ込める。
「ごめん、ごめん。考え事してた」
「ここ、これでいいですか? 入力先あってますか?」
「オッケーだよ」
パソコンの画面を確認して、マウスをスクロールする。
「じゃあ、これで提出しよ」
「はい」
いけない。
仕事中は考えるな。
ミスに繋がる。
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