埋もれる日々 (オリジナル百合)
1- 20
80: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/17(木) 10:17:33.08 ID:oHfqW8iBO
時計の音が無機質に部屋に響く。
2時間くらい経って、私は漸く落ち着いた。
その頃には、なんであんな風になったのかわからないくらい、玩具を見ても特に何も起きなかった。
また、同じような感覚になりたくなかったので、私は掃除は諦めてご飯でも作ろうとキッチンに戻った。
人の家の冷蔵庫を勝手に開ける。

「何か……あるかな」

調味料と、牛乳と、あと卵。
食材としてはおしい。近くのスーパーで適当に買ってこよう。
スーツに着替えて外に出る。
マンションの入口で男性の住人とすれ違った。
体が硬直した。

「え……」

男性は急に立ち止まった私を不審に思ったのか、一瞬横目で見てから去っていく。
彼の足音が無くなった途端、金縛りみたいなものも解けた。
そうして、自分の身に何が起こっているのかを徐々に理解し始めた。

私は極力人に会わない道を選んでスーパーへ向かった。
スーパーにたどり着いても、下を向いて歩いた。
そこでも同じような症状があった。
私は、異性が怖くなってしまっていたのだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
100Res/65.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice