彼女達との思い出
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226:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/22(木) 14:45:56.85 ID:u81WikAW0
驚いた。この会社、全く働かない人たちだらけだった。
そして、やたら経費を使う。そりゃあもう、赤字になるのは当たり前の体質だった。

赤字だからボーナスなしなんて言われたらたまったもんではない。

僕「・・・えと・・・僕の仕事は何をすれば・・・」
社長「え?うん。重役の付き人ね。君世渡り上手そうだから。適当にお客さんのご機嫌取ってくれればいいから。」

重役。ああ、あの人か。
社長よりも偉いらしい。この会社の古株だった。

入社して2週間もすると、この会社のことが分かってくる。
重役は、偏屈だった。
お客さんとのトラブルが絶えない。
僕が間に入り、その場を収める。すると、取引が上手くいく。

また、経営に関しても、重役が決定権を持っていた。
そしてこの重役、浪費家だった。
ただし、この会社のことを知り尽くしているキレ者でもあった。

そういうことね。
重役が円滑に仕事ができるようにサポートをしろってことか。細かい技術的なことは、僕がフォローするわけね。

重役が出かけるときは、車を運転する。
重役の名刺を管理する。書類は僕が目を通し、その書類の趣旨を説明する、そして判子をもらう。

(重役:市村正親似、以下市村さん)

市村「お。今日もお疲れ。」
僕「え?もう終わりですか?」
市村「ああ。もう今日はやることないから、遊びに行くぞ。〇〇まで送って行ってくれ。お前も付き合え。」
僕「・・・まだ14時ですよ?」
市村「気にするな。」

僕「ダメですよ。もう一か所だけでも回りましょう」
市村「若いなぁ。じゃあ〇〇に行ってくれ、そこ行ったら今日はもう働かないからな。」
僕「はい。そこ行ってくだされば、17時までなら付き合いますから。遊び。」

市村「(苦笑)俺に指図するヤツなんていないから新鮮だ」
僕「そんなこと知りませんよ。嫌なら首にしてください。」
市村「わかったわかった。早く行くぞ。」

僕はもう開き直っていた。
給料をもらう以上はちゃんと働くよ。
でも、嫌になったら辞めよう。


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