227:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/22(木) 15:04:51.60 ID:u81WikAW0
僕が口出しを始めてから、この会社の経営はV字回復をした。
無駄な経費をちょっとだけ止めさせ、暇で仕事のない人に自己啓発を兼ねた勉強をさせ、ちゃんと定時出勤してもらうようにしただけ。
それだけのことで、この会社はあっという間に立て直った。
マンネリだったのだ。たまたま僕が入り、ちゃんとした勤務体系になった。それだけなのに。会社とは不思議なものだ。
僕は、基本的に社員と関わらないようにしていた。
面倒だったからだ。この会社に長居するつもりもなかった。
市川さん「よし。遊びに行くぞ。」
僕「どこへですか?」
市川さん「スロット。」
市川さんは、暇があればスロットを打ちに行く。
当時は4号機。これで破産した子は多かったと思う。
僕も、すっかりはまってしまった。
休みの日、終日打っていた時期もある。
一日一万回打ったと言えば、好きな人ならどういうことかわかるだろう。
今はもう打たないけれど、当時は月の収支が50万マイナス、50万プラスということもザラだった。
隣の台の子が入った。
当たり前のように、僕が目押しする。
当たり前のように、その子がコーヒーをくれる。
仲良くなり、そのあとにご飯を食べに行ったりもした。
女の子「・・・この後、どうする?予定がないなら・・・あそこ・・行ってもいいよ?」
僕「・・・いいよ。」
入ってすぐ、強引にキスをする。
たばこの味がする。
女の子が、アレを咥えてくれる。
ああ。何やってるんだろう僕。自分勝手に果てる。
僕「飽きた。帰る。」
女の子「え?ちょっと、そりゃないよw」
僕「・・・うっさいなぁ・・金は払っとくから一人で泊まってってもいいよ。あ、誰か呼べば?」
女の子「・・・なにそれ・・・」
涙声。ごめん。
ごめん。もう、どうでもいいんだ。
何に対しても本気になれない。
誰に対しても、好きになれない。
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