232:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/23(金) 10:07:32.23 ID:m3kLTdjV0
沢村「久しぶり。元気だったか?」
僕「まあまあです。沢村さんも、出張お疲れ様です。」
沢村「ん?まあただの市場調査だからな。たまにこっちにも来るから、その時はまた会おう。」
僕「そうですね。僕の会社、若い人がいないから、会ってもらえてうれしいです。」
優香「平井さん意外と来るなんて、初めてですね、藤原さん。」
僕「そうだね。この人沢村さん。もし顔出したらよろしくね。」
沢村「宜しくお願いします(キリッ)」
優香「イケメンですねw」
僕「この人変態ですから気を付けてくださいね。」
沢村「何言ってるんだ。世の中の男性が異常なんだよ。俺は正常だ。」
僕「ええ・・・」
沢村さんは、僕の地元にも出張に来る。
日帰りが多いから本当にたまにしか飲みにいけないが、日程が合う時は、僕に付き合ってくれた。
沢村「じゃあ、その子、もう結婚しちゃったんだな。」
僕「はい。なんかもう、仕事も恋愛ももういいです。生き急いじゃいましたよ。」
沢村「お前、大事なことを忘れてるぞ?」
僕「・・・」
沢村「いいか、人の魅力っていうのはな。」
僕「・・・はい。」
沢村「人妻になると、さらに魅力が増すんだ!いいぞ人妻は!」
僕「ええ・・・ちょっとでも沢村さんに期待した自分が馬鹿でした・・」
沢村さんは、ドライマティーニを一気に飲み、もう一杯注文する。
沢村「まあ、それは冗談としても。」
僕「冗談なんですかね。。」
沢村「お前は「人妻だから駄目だ」だし、俺は「人妻だからこそ良い」だ。今のはあくまで例えだが、他の事でも同じだ。お前は基本的にマイナス思考すぎる」
僕「否定できません。」
沢村「お前は、自分に自信がないんだよ。」
僕「・・・はい。男として、自信がないです。」
沢村「いいか、人は、見た目で相手を判断する。お前は、まあ、見た目は悪くない。その自覚はあるだろう」
僕「まあ、そうですね。」
沢村「そうすると、それ以外の所に問題があるということになるよな。」
僕「・・・ええ。沢村さんにも言えませんが、あると思います。」
沢村「お前、テレビショッピングで、「この商品は、欠点があります。それでも良ければ買ってください」って言われて、買うか?」
僕「・・・意味は分かりますよ。自分のことに自信のない男は、魅力も何もあったもんじゃないです。」
沢村「分かってるなら、もう一歩、踏み出すべきだよ。お前は。」
あいかわらず、沢村さんは沢村さんだった。
僕は・・・
どうなのかな。
変わったのかな。
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