彼女達との思い出
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255:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/24(土) 12:29:28.77 ID:qkwP/u6z0
別れは、いつも突然だ。

朋美「あのね。竜也。」
僕「ん?どうした。」

朋美「いままで黙っていたんだけど。」
僕「うん。」

朋美「私、異動の話があるの。飛行機じゃないと行けない場所。」
僕「そうか。・・・で、受けるんだろ?朋美はそういう子だから。」

朋美「やっぱり、分かる?」
僕「ああ。僕と朋美はよく似てる。僕の若い頃そっくりだ。」
朋美「同い年ですけど?w」
僕「まあねw」


朋美「じゃあ、私が今考えてること、分かるのね。」
僕「・・ああ。きっと今の僕なら、朋美と同じ結論が出せると思う。」

「「愛してるけれど、別れましょう。」」


僕は、遠距離の難しさ・無駄さをよく知っていた。
愛さえあれば遠距離くらいというのはまやかしだと思っている。

本当に愛しているなら、遠距離にはならない。
自分の護るものと、愛するものを天秤にかけ、護るものを取った結果が遠距離だ。

僕「気持ち良く送り出してやるよ。連絡はいつくれてもいい。」
朋美「ふう。心強いね。最高よ竜也。あなたは、・・・最高だった。あなたはもっと、先に行けると思う。お互い頑張りましょう。」
僕「僕はしがないサラリーマンだよ。」
朋美「私は知ってる。あなたは強い。あなたの輝ける場所で、輝いて。たとえその場所が、あなたのいうしがない場所だったとしてもね。」
僕「ありがとう。朋美も頑張りなよ。」

翌春、朋美は、旅立った。

今でも、たまに連絡を取る。
ここでしか書けない。その後、密かに体を重ねたこともある。

今、彼女は、当時と全く違う分野で成功し、活躍する。
その活躍が聞こえてくるたびに、当時のことを、懐かしく思い出す。

以前、特集記事を読んだことがある。
あの当時、とても悩むことがあった。その葛藤が、今の自分を作っていると。
彼女は独身だ。きっと今も、理想の男性を探しているんだろう。


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