257:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/24(土) 14:03:45.18 ID:qkwP/u6z0
真希は、学生だそうだ。昼はその会社で働き、夜に勉強する。勤勉家だった。
日本語に関係した仕事に就いて、ゆくゆくは日本で働きたいらしい。個人的には、現地で日本人相手に仕事をした方がいいとは思った。
彼女にはお世話になった。
いろんなお店や観光地を教えてくれた。
ただ、僕には少し眩しかった。清純だった。
真希「あの・・・藤原さんは・・・結婚してますか?」
僕「うん?してないよ。しがないサラリーマンですw。こうやって、東南アジアまで来て、クレーム要員に駆り出されるだけの。」
真希「そうなんですね・・・そうですか。結婚してないんですね・・良かった。」
僕「どういう意味?」
真希「いえいえ!なんでもないです!」
数か月が経過した。
現地の食事にも、慣れてきた。
携帯電話代は、恐ろしい額だった。
毎月、50万くらいかかっていた。
まあ、クレーム処理費用に比べれば、微々たるものだ。
僕がここにいなかったら、その10倍の金額が加算されるだろう。
真希「あの・・・藤原さん・・」
僕「はい。あ、ビールですか?どうぞ。」
真希「いえ、もういりません。あの・・・あ、いつもご飯ありがとうございます。助かってます。」
僕「学生さん、お金ないでしょ?こっちの食費なんて安いし、一人で食べなくてすんでるし、僕の方が感謝だよ。」
真希「・・・嬉しいです。あの・・」
僕「何かな?」
真希「メ、メールアドレス教えてください!」
僕「・・・」
真希「・・・」
僕「え?あ、うん。いいよ?」
真希「えへへ・・ありがとうございます!」
真希は、どこまでも純情だ。
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