彼女達との思い出
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32:テスト ◆71vVbFpf.c[sage]
2016/12/02(金) 00:57:36.14 ID:rPTcKAbi0
栞里は、相変わらず、ビクビクしていた。僕のイライラが募る。

どうして、僕は、栞里に気を使わせているんだろう。
どうして、僕は、栞里とのスキンシップのために、そこまで尽くさないといけないんだろう。
どうして?どうして?

どうして絵理奈のように、軽くキスもできないんだろう。
大学生のカップルなのに、どうしてヤらせてくれないの?

どうして、絵理奈の彼氏は、絵理奈を好きなようにしてるのに、僕は、栞里も絵理奈も好きなようにできないんだろう。
どうして?どうして。

栞里と向き合えば向き合うほど、抜け出せない沼にのめり込んでいく。

栞里と、一緒に食事に出かけた。
栞里は、急に、泣き出した。

栞里「ねえ、最近、私のこと、避けてるよね?・・・ひっく・・あなたは、今、うわの空で・・・ひっく・・・誰のことを・・・考えているの・・?」

見透かされていた。

栞里「そんなに、祐希ちゃんのことが、いいの?」

栞里は、絵理奈の存在を知らない。だからきっと、身近なライバルを矢面に立たせたのだろう。僕は、自分の気持ちを悟られたくなくて、
大声を出してしまった。

僕「いいかげんにしろよ!祐希祐希って!別に祐希のことなんて考えてたことねーよ!」
栞里「・・!!ご、ごめんなさい・・・ごめんなさい!怒らないで!ごめん!謝るから!」

僕「なんでいちいち謝るんだよそうやって!僕はあれか?何かの宗教の教祖か?え?いつもいつもごめんごめんて・・・もう耐えられない。本当につらい。」
栞里「ゴメン。ゴメン!!」
僕「何のために僕たちは付き合ってるの?意味あるの?そこまで卑屈になって、そこまでして付き合いたいの?なんで?」
栞里「だからゴメンナサイ!!謝るから!!」

僕は、引き留める手を振りほどき、二人分の会計を支払い、帰った。

その日、何回もかかってきた電話に、僕は出なかった。




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