320:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/10(火) 23:48:07.96 ID:rFf0XKu30
一方のユミであるが・・・
ユミ「こんにちは。」
僕「ああ。いらっしゃい。」
最初は週1回。うちでネトゲをして帰って行った。
気が付くと、うちで宿泊して行った。
2か月経つと、キャリーバッグでやってきた。
ユミ「しばらく住みます。」
僕「ええ・・バイトは?」
ユミ「辞めたので、こっちで探します。バイトか正規が決まるまで住まわせてください。」
僕「思い切ったね・・・」
ユミ「ダメですか?」
僕「ダメとは言わないけど・・・」
彼女は、我が家に転がり込んできた。
条件だけは付けた。
毎日、就職活動すること。
自分のことは自分ですること。
僕の私生活に文句を言わないこと。
働き口が見つかったら、いったん出ていくこと。
貯金ができたら、それまでの経費を払うこと。
もちろんお金は受け取った後に返す気だったが、まあ、けじめを付けさせたかった。
彼女は、派遣会社に登録していた。
また、ハローワークにも通った。
フリーペーパーともにらめっこしていた。
人とあまり会話せず、しかもそれなりのやりがいのある仕事。そんなものはなかなかない。
それでも、自分の生活費だけでもと、交通量調査やイベントの設営、事務作業の応援などの短期バイトをこなしていた。
前から言っているが、基本的に、頑張っている女性は魅力的である。
彼女は、頑張っていた。
ユミ「おかえりなさい。」
僕「ただいま。お、カレー?」
ユミ「うん。これなら失敗しないから。」
僕「いただきます。」
ユミ「いただきます。」
誰かと採る食事ほど美味しいものはない。
僕「今日はどうだった?」
ユミ「寒かった・・でも、5000円貰えたよ!」
僕「お、頑張ったね。そのバイトは今日だけ?」
ユミ「明日まで。また次探さなきゃ。」
僕「・・・がんばれ。ユミ」
ユミ「うん・・がんばる。ご飯食べたら狩りしようよ」
僕「ああ。息抜きしよう。」
彼女は、たまに体を求めてくる。
僕は、できる限りこたえてやる。
でも、どうしても、挿入はできなかった。
理由はわかってる。
生なんてもうできないし、正直、あのユミの匂いには慣れることができなかった。
もし、あの匂いに慣れることができたら。
もし、もっと打ち解けて、朋美の時のように、全てを受け入れあって、生きることができるって、確信できたら、
もし、自分が、何の抵抗もなく挿入できるようになって、果てるとこができたら。
その時は、僕は彼女に、こう言おうと決めていた。
『これからも一緒に暮らそう。結婚しよう』
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