344:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/14(土) 23:26:48.67 ID:ietNf+Dm0
僕はその日、東北地方にいた。
週末をそこで過ごし、日曜の便で帰るつもりだった。
とあるショッピングセンター。
そこで買い物をしていた。
今までに感じたことのない揺れだった。
すぐに停電した。
係員に誘導され、外に出る。
街には、たくさんの人がいた。皆、混乱していた。
歩いて、ホテルに帰った。
フロントも混乱していた。
とりあえず、部屋には入れた。
その時点では、携帯はつながらなかったが、ネットにはつなげた。
余震が続く。
怖くて、ツイッターを呟き続ける。
「また余震なう」
堅「大丈夫?」
京介「こっちも停電」
停電してるから、携帯の充電がもったいない。
予備電池も持っていたが、いざという時のために確保しておきたい。
それとは関係なく、夜になるとネットにもつながらなくなった。
ホテルはそんなに人もいなく、夜食も持っていたのでそれでしのいだ。
隣に泊まっていた人が、カセットコンロをなぜか持っていた。
ホテルにはミネラルウォーターと即席麺が確保してあり、宿泊客に配ってくれた。
しかし、電源がなく、お湯が沸かせないという。
隣の部屋の人が、なぜか持っていたカセットコンロでお湯を沸かし、皆にお湯を入れてあげていた。
暗い中、続く停電と余震。
当然、飛行機も飛ばないだろう。
隣の人「どうしましょうね」
僕「地元に帰りたいけれど・・道も通れないみたいだし、電車も飛行機もダメ。困ったなぁ。」
2人で話し合い、通ることのできるルートを考えた。
その人は、車で来ていた。
そして、僕の地元の近くに住んでいた。
ここから関東地方を通って帰るのは絶望的だ。
じゃあ思い切って山を通って日本海側に抜けて、大回りして北陸を通って帰ろうということになった。
僕「じゃあ、僕も乗せていってもらえるってことですか?」
隣の人「ええ。僕も一人だと心細いですし、運転交代しながら帰りましょう。早く帰りたいです。」
僕「わかりました。なにはともあれ、体力は大事です。しっかり寝てから、明日出ましょう。」
耳を塞ぎたくなるようなニュースが聞こえる車内。
お互いが仮眠を取りながら、安全な道を探し、1日かけて、帰省した。
特急のとまる駅まで送ってくれた人、本当にありがとうございました。
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