383:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/18(水) 14:57:55.23 ID:itApp5of0
博美「よいしょっと。ふぅ。ありがとう。」
僕「腰いたい?大丈夫?」
博美「なんとか・・・もう会社に行くのも無理・・産まれるまで暫く実家暮らしでもいい?」
僕「いいけど・・・僕ってやっぱり頼りないのかな・・・」
博美「まさかwいつもこうやって助けてくれるし、ご飯も作ってくれるし、お洗濯もしてくれるし。私は本当に恵まれてると思うよ。本当にいい旦那さんだよ。」
心が痛い。
僕「それでもやっぱり実家の方がいいかー。楽だものねぇ。」
博美「違うの・・・竜也君に負担をかけたくないの・・・最近、竜也君、明らかに無理してる。そんなに頑張ってパパになろうとしなくてもいいよ。」
僕「無理・・してるのかな。」
博美「うん。無理してる。少し、羽伸ばしなよ。産まれたらもう、羽を伸ばす時間も無くなるよ。竜也君はそういう人だから。」
博美は、実家でしばらく安静にすることになった。
予定日まであと3か月もある。
完全な安産というわけではなく、すぐに病院にいけるようにしていないといけない。
緊急入院も視野に入れての帰省だった。
それでも週に数回は義実家で食事に行った。もちろん、仕事もそれなりにやった。
でも、夜になると、不安になる。
これから、激変する生活についていけるのかな。
そんな不安を消そうとするかのように、僕は夜の街へ出る。
様変わりした。
この10年で、知っている店もほとんど消えた。
また、新規の店を探す。
その店がなくなる。そんな繰り返しの10年以上。
ふと、とあるお店が目に留まった。
入ったことのないお店。
今日は、ここにしよう。
新規のお店に、一人ではいるのは勇気がいる。
開いていない時もある。
常連さんばかりで、肩身の狭い時もある。
雰囲気の悪い店の時もある。
もちろん、いい店もある。
今日は、どんなお店かな。
カラン。
「いらっしゃ・・・あ?あれ?え?・・・竜也さん?」
僕「え?・・・あ!?え?うわ。お久しぶり!元気だった?偶然だね!」
そこには、僕が地元に帰ってきたころによく通っていたお店のママ、優香がいた。
459Res/629.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20