彼女達との思い出
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384:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/18(水) 15:25:36.54 ID:itApp5of0
優香「竜也さん、お久しぶり・・・お元気そうで。少し太りましたね。ふふふ。」
僕「人の事言えないでしょ。優香ちゃん、前よりぽっちゃりしてるし。」

優香は、苦労したのだろうか。
昔より華のない感じだった。

優香「あ、これ、覚えてますか?」
僕「あ、僕のボトルだ。どうしてここにあるの?」

優香「前のお店を出る時、常連さんの殆どには声をかけたんですけれど。竜也さんには会えなくて。それで、もし次に会えた時のためにって、取っておいたんです。」
僕「そうだったんだ。うわ。懐かしいな。今はここで一人?」

優香「あはは、そうじゃないんです。」

彼女は、別のお店を経営していた。
足を運んだことはないが、僕も知っているお店だった。人気店だ。

優香「経営も順調。このお店は、私が息抜きでやっている、隠れ家みたいなもんなんです。はい、ロック。お通しはサービスですよ。」
僕「ああ、その笑顔。さっき入ってきた時は疲れてるように見えたんだ。良かった。昔の笑顔のままだ。」

優香と知り合って15年近く経っていた。お互い、おじさんとおばさんになったものだ。
昔話に花が咲く。

優香「最近ちょっとイヤなことが多かったんですけど、久しぶりにいい気分です!そっか・・・竜也さんに会えた。嬉しい。」
僕「そう言ってくれてうれしいよ。また来るよ。」
優香「はい。お待ちしてます。あ、ここ、曜日限定ですからね!」
僕「ホント趣味の店なんだね。優香ちゃんひとりでやってるの?」
優香「若い子もいるから!でも紹介しない!竜也さんが来たら若い子には帰ってもらいますから!」
僕「むちゃくちゃだな。またねー。」

僕はもう一本ボトルキープをし、帰った。
久々に、晴れやかな夜だった。

時代は遷る。
いいこともあれば、そうじゃないこともある。
前を向いていこう。

僕は、父親になるんだから。



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