彼女達との思い出
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432:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/25(水) 19:57:38.50 ID:83hCJrvX0
翌朝。ガサガサという音で我に返る。
ハムをもう一度見る。

ハムは生きていた。

血だらけで。
ヨタヨタと、ゲージ内を、歩いていた。

よく見ると、お尻が血だらけ。
そして、肛門から腸が飛び出していて、出血。お尻から腸を出したまま、血だらけで、ヨタヨタと歩いていた。
とても痛々しかった。

ハムはまだ、生きている!
助けなければいけない。

何としても。


自分が深夜まで仕事をしていたから。
そのまま朝まで寝てしまったから。
こんなことになってしまったんだ。
僕の、僕だけの責任で、小さな命が、絶たれようとしている。


MLで指示を仰ぐ。
すぐに大量の応援メールと、病院に連れて行けというメールが。
おすすめの獣医もたくさん紹介される。

朝7時。涼子にメールをする。

僕「ごめん。ハムが出血してて、すぐに獣医に連れて行かなくちゃいけなくなった。今日のランチキャンセルで。埋め合わせはします。」

すぐに返信があった。

涼子「獣医さんに心当たりはありますか。知人が獣医をしています。○○です。あてがないのでしたら、案内します。」


その獣医さんは、MLでおすすめされている所の一つだった。
僕は、涼子に案内をお願いした。8時には僕の家に車で来てくれた。


涼子「慌てていますと、事故に遭うかもしれませんから。」
僕「・・・あ、ああ。そうだね。ありがとう。女性に運転させるのは不本意なんだけれど・・・」
涼子「私は気にしませんよ?ずいぶん男女差別が激しいんですね。」

僕「女性をエスコートしたり、女性を守ろうとするのが差別だというのなら、差別でいいよ。・・・でも、今回は涼子ちゃんの言うとおりかもしれないね、お願いします。」
涼子「はい。了解いたしました。あ、アポは取っていませんので・・・」
僕「うん。ありがとう。番号もわかるし、自分で交渉するよ。」


僕は獣医さんに連絡を入れた。
症状を言う。

獣医「なるほどね。とにかく、連れてきてください。それからどうするか考えましょう。」

到着まで1時間。その1時間はとても長く感じられた。



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