彼女達との思い出
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433:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/25(水) 20:00:48.34 ID:83hCJrvX0
獣医「ふむふむ。典型的なパターンですね。」
僕「どういう意味でしょうか。」
獣医「これは、ハムスターに寄生虫がいて、その寄生虫が原因の出血だと思います。」

なんでも、ハムには寄生虫がいることが多く、それによって内臓がダメージを受け、こうやって出血を伴う脱腸をすることがあるそうだ。

僕「僕のせいだ・・・僕がちゃんとしていれば。。。」
獣医「うーん。こればっかりはあなたのせいでもないと思いますけれど・・・ただ、知識があれば、最初から虫下しのようなものをあげるべきだったかもしれませんね。」

僕「現状、どうにもなりませんか。できるだけのことをしてやりたいんですが。」
獣医「飛び出した腸が、干からびてますよね。干からびる前なら、お尻の中に戻してやればまだチャンスはあるんですけどね。干からびちゃってるとその細胞が壊死してしまうので、お尻から戻してあげても厳しいと思います。ただ、可能性は0じゃないですが。」

僕「お願いします。やってください。」
獣医「下品で申し訳ないですが、お金かかりますよ?」
僕「そこは気にしません。いくらかかってもいいです。」

獣医さんは、ハムを預かってくれた。
僕は、涼子の車で会社近くまで送ってもらった。
帰りは適当に帰ろう。

僕「ありがとう。ランチごめんね。またの機会に。ちょっと仕事も残ってるし。せっかくの休日を無駄にしてしまって。」
涼子「いいえ。ハムちゃん、良くなるといいですね。」

ならないよ。
わかってる。気休めの言葉はいらない。

夜、獣医さんが電話をくれた。
折り返した。

獣医「お仕事中でしたか。大丈夫ですか」
僕「はい。どうなりましたか。」

獣医「一度、腸を戻してお尻の穴を塞ぎました。明日、ちょっと栄養剤と虫下しをあげてみます。」
僕「それから、どんな経過を辿るんでしょう。」
獣医「それから抜糸して、また腸が飛び出てきたらほぼ絶望的です。もう一回入れ直す手もありますが・・・」

僕「もし飛び出てきたら、もう一回入れ直してください。料金のことはいいです。取り急ぎ、明日も伺います。そこまでかかった費用と今後の費用の前金をお支払いします。」
獣医「わかりました。助かります。」

翌日、獣医さんのところへ向かった。
経過は絶望的だった。

獣医「やはり、飛び出てきました。難しいかもしれません。もう一度入れてみますが・・・」
僕「自己満足かもしれませんが、トライお願いします。」

獣医「わかりました。お預かりします。明日一日様子を見ます。火曜に引き取りしてほしいのですが大丈夫ですか。」
僕「・・・平日は基本的に22時くらいまでは仕事してますので・・・うーん。」
獣医「そうですか。まあ、どうするかは明日また考えましょうか。」



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