彼女達との思い出
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99:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/08(木) 13:27:51.76 ID:FHQvacEn0
2日目、グループ行動ではあったが、もはや、堅と怜奈は、隠すこともしなかった。
2人で、手を繋いで歩いていた。

就職先はそれぞれが別の地域なのに、毎週、堅が車で遊びに行っているようだった。
そうか。2人は正式に付き合うことにしたんだな。よかった。

京介は、彼女と遠距離を続けているらしかった。このままいくと結婚するらしい。

となると、僕だ。僕の横には、絵里奈がいる。
絵里奈は、自然と、僕の手を握る。
僕も、気にすることなくそうやって歩く。

きっと、誰が見ても、2人は付き合っているように見えるだろう。
でも付き合っていない。

この時、僕は別れたてだ、じゃあ別れたから絵里奈に「付き合ってくれ」というのも何だかとってつけたような感じがして、言い出せなかった。
今となっては分からないが、絵里奈はこの頃、僕の誘いを待っていたと、信じたい。

この旅行の間は、僕と絵里奈は恋人。
きっと、そんな契約のようなものが、暗黙の了解であったのかもしれない。

この日の夜、僕と絵里奈は、抱き合いながら、キスしながら、眠りについた。
それだけで幸せだった。

いつか、この関係が、発展するのだろうか。
この時は怖かった。
今の関係が後退してしまうことが。

僕にもう一歩踏み出せる勇気があれば、二人の人生は、変わっていただろうと思う。

楽しかった旅行はあっという間に終わり、僕はマンションに帰ってきた。
残りの休みは、一人でぶらぶら過ごした。

お盆明けからはまた激務だ。
秋口までは、もう何もできない。


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