花陽「死を視ることができる眼」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:11:09.08 ID:AWhlWl6p0
花陽「かはっ……!」


ぎりぎり受け身は取れたものの、正面から波動を受けた影響で中がやられたらしい。

肋骨がいかれたかもしれない。

込み上げてきたものを地面に吐き出すと、真っ赤な血が大量に零れた。


ロア「アイドルっていうのは業の深い仕事だと思わない?自分達は笑顔という名の仮面を張り付けてステージに立っているのに、観客にはそれが自然なんだって錯覚させる……そりゃ見てる側は誤解するわよねえ」

花陽「ち、違う……」

ロア「違わないわよ。誰だって輝けるなんて、ただの幻想でしかない。だというのに、あんた達スクールアイドルはその幻想を他人に押し付けて、なおかつそれが素晴らしいことだって平気で嘘をつく」

花陽「嘘なんかじゃないっ!」

駆けてきた相手が繰り出すナイフを、こちらのナイフで受け流す。

十を超える斬撃の応酬を終え、ナイフを交えたまま拮抗を続ける。

しかし、力負けしているのか、段々と後ろに仰け反っていく。



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