勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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74: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/01/25(水) 01:12:07.22 ID:iCugq6SKo

そして、勇者の掲げ持つグラスの中の世界では……どちらかといえば拙いが味のある絵柄で、
姫君をさらった暴竜へ立ち向かう勇敢な少年の冒険物語が演じられていた。

勇者「……効くな、これは」

一口含むだけで、口の中が焼けるようだ。
強烈な酒精と火を吐くような辛さ、しかしその奥深くにあるのは、深遠な甘さ。
どこか潮の香りのするような味わいは、荒波とともに吹く熱い海風を吸い込むような後味を残した。
氷が解けてゆけば丸くはなるし、少しずつ間を置いて飲めば柔らかくなる。
しかしサキュバスAは乾杯直後で半分ほど空けてしまっていた。

サキュバスA「これは……良い酒を仕入れております。私も飲むのは59年ぶりです。
         もっとも、最高の出来栄えだったのは2275年前。あれは当たり年でしたわね」

勇者「……気になっていた事がある」

サキュバスA「何でしょう」

勇者「お前は……妙に、数字に細かいな」



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