17: ◆2QvL4LKyaA[sagasage]
2017/02/10(金) 18:22:03.84 ID:/l4p7oER0
用語解説 いらない人は飛ばし読みしてください
キンバー·カスタムTRE-RL2
アメリカのキンバーが製造するM1911のクローンモデル。
TRE-RL2は下にさまざまな追加オプションが装着できる。
18: ◆2QvL4LKyaA[sagasage]
2017/02/10(金) 19:22:02.20 ID:/l4p7oER0
ふたりが歩き出す。
夕菜が少し足を止め、怪物を振り返った。
夕菜「きゃ!?」
バネ仕掛けのように怪物が跳ね起き、爪を振るう。
ビシュッ
19: ◆2QvL4LKyaA[sagasage]
2017/02/10(金) 22:50:27.32 ID:/l4p7oER0
ダグ「夕菜、言え。なぜ、俺を射殺しようとした?」
静かで、悲しげで、交渉の余地が全くない、命令。
夕菜「······ここは、製薬研究所などではないのです。ここは、軍事転用された生物兵器の
研究所。私たちアルファチームの役割は、部外者の立ち入りを防ぎ、事故が起きた際に
それを制圧、処理することなのです」
20: ◆2QvL4LKyaA[saga]
2017/02/10(金) 23:42:58.85 ID:/l4p7oER0
ダグ「······なんだよ、それ······」
夕菜「私たちは、ウィルス感染者の症状を学びました。まずは、血液の著しい凝固阻害。
次に身体の灼熱感と代謝の上昇による猛烈なかゆみ。食欲の増加。それらの過程で十分なエネルギー摂取ができなければ、
あのゾンビへ変わります。正式名称はP-parad、といいます」
目を伏せたままで言う。
21: ◆2QvL4LKyaA[saga]
2017/02/11(土) 23:15:24.27 ID:tGHI8BS80
夕菜がダグラスの目を覗きこむ。
夕菜「······あれ?」
ダグ「なんだ?」
夕菜「目が、赤くなっていないのです」
ダグ「目?俺の目は金のはずだが」
22: ◆2QvL4LKyaA[saga]
2017/02/12(日) 14:58:37.47 ID:UlSb6fkz0
どうでもいいけど、反応が無いってむなしいなぁ······
ダグ「ここだな。耐圧ドアを開けてくれ。俺が中に入る」
夕菜「了解なのです」
ダグラスが部屋の中へ消えると、夕菜の思考は千千に乱れた。
23: ◆2QvL4LKyaA[saga]
2017/02/12(日) 23:54:59.17 ID:UlSb6fkz0
誰かー······読んでくれてる人いますかー······
壁が光を放ち、赤い光が迫ってくる。
逃げることも、避けることも不可能。
ならば―――――。
24: ◆2QvL4LKyaA[saga]
2017/02/13(月) 23:33:39.02 ID:DGWtlTOA0
ダグ「今から中に入る。一緒に来た方が良いと思うぞ」
夕菜「じゃあ、そうするのです」
主制御室に入ったふたりは、周囲を手早く探っていく。
ダグ「ここなら、誰か撃ち殺しても絶対外には聞こえないな······」
夕菜「······さっきのお返しとか言って、撃たないでほしいのです」
25: ◆2QvL4LKyaA[sage]
2017/02/15(水) 17:38:04.62 ID:ENO5LGBV0
15分ほど過ぎると、夕菜は泣き止んでいた。
会ったときの気丈な笑みを浮かべ、ダグラスに声をかける。
夕菜「隊長、ご迷惑をおかけしました。もう、大丈夫なのです」
ダグ「そうか。なら、そろそろ戻ろう」
エレベーターシャフトまで来たとき、夕菜が困ったような声をあげた。
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