124:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:42:00.82 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「くぅこよ、自分の分がありながら他人からもせがむとは…はしたないとは思わぬのか」
くぅこ「も、申し訳ないでごじゃるよ…」
男「別にいいだろ。くぅこが団子好きなのは妖狐姫も知ってるだろ?」
125:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:42:28.68 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「む?」
男「え?」
くぅこ「ふぇ?」
126:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:43:39.21 ID:FayaPCLc0
………………
縁側での足取りは酷く重く感じた。
あの空間に、私はいない。
127:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:44:10.26 ID:FayaPCLc0
てんこ(まるで旦那様が私から全て奪っていったみたいだ)
てんこ(っ!しっかりしろ私!旦那様はもう正式なこの屋敷の人間だ!)
てんこ(そのようなつまらぬ嫉妬の感情は祝言の日に全て捨てたはずであろう!)
128:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:45:19.55 ID:FayaPCLc0
129:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:46:03.59 ID:FayaPCLc0
……………………
次の日
てんこ「姫様、街へ買い出しに行ってまいります」
130:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:46:41.49 ID:FayaPCLc0
てんこ「おお!丁度よかった。旦那様、姫様がお呼びです」
男「ああ、そろそろそんな時間かなと思ってたんだ」
くぅこ「ではせっしゃは引き続き見回りを…」
131:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:47:22.84 ID:FayaPCLc0
くぅこ「てんこ殿がそのような輩に遅れを取るとは思えぬでごじゃるが…」
てんこ「別にそのままの格好でもいいんだ。それとも…私と出かけるのは嫌か?」
やはり私では駄目なのか…くぅこ…
132:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:47:48.46 ID:FayaPCLc0
男「ぐぐぐ…だーもう!なんか悔しいから命令っ!今日はてんこさんについて行くこと!」
くぅこ「はぁ…主殿は困ったらすぐそれでごじゃる…全く困った主人でごじゃるな」
くぅこ「てんこ殿、主殿からの命令とのことででごじゃる。本日はてんこ殿について行くでごじゃるよ」
133:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:48:17.15 ID:FayaPCLc0
………………
てんこ「もぐもぐ…ここの茶屋の団子は何度食べても飽きないな。本当に美味だ」
買い出しの用事を終えた私は約束通りくぅこを茶屋に招いていた。
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