396:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 02:58:55.62 ID:0qMfg27A0
でも本気で好きになったなら……
397:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 02:59:42.44 ID:0qMfg27A0
決意と共に取り戻したほんの少しの意識の中、俺はズボンのポケットを上から握りしめた。
中に忍ばせておいた手裏剣の四つ角がズボン越しに手のひらに食い込む。
男「ってぇ!!」
398:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:00:43.88 ID:0qMfg27A0
俺は布団から飛び出すと部屋の隅にある柱の方向へ全力で走り出した。
男「らぁっ!!」
さぁ、逃げよう。
399:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:01:47.77 ID:0qMfg27A0
妖狐姫「何処へ行くのじゃ!!」
目には見えないが、狐の化け物の姿をした妖気は確実に俺をもう一度飲み込もうと追ってきていた。
400:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:02:23.00 ID:0qMfg27A0
男(なーにが眠らせたらいいだ)
男(てめぇが先に眠ってろ!!このっ!!)
柱に手をついて頭を後ろに引く。
401:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:02:58.11 ID:0qMfg27A0
402:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:03:34.77 ID:0qMfg27A0
………………………………
てんこ(もし本当に旦那様が私を頼ってきたらどうしよう……)
てんこ(ひ、姫様を差し置いて旦那様と……)
403:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:04:29.18 ID:0qMfg27A0
……………………………
男「うっ……うん……?」
目を覚ますと、日差しの眩しい朝が来ていた。
404:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:05:17.79 ID:0qMfg27A0
男「あの……妖狐姫はどこに?」
てんこ「姫様ならそこに」
てんこさんが俺の方を指差したので反対側を向くと妖狐姫がふてくされたように背を向けて丸くなっていた。
405:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 03:05:56.52 ID:0qMfg27A0
戸が閉まる音と共に俺は布団から出た。
男「妖狐姫」
妖狐姫「……なんじゃ」
438Res/192.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20