【たまに安価】「二人旅を楽しむよ」 「……ん」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2017/05/02(火) 20:30:51.95 ID:Ow7DHYtIo

「これがお前の子か」


俺は商人のアイテム袋の中を漁る
そこには、この魔物と同じ毛皮が3枚出てきた
これは恐らく、この魔物の子供の毛皮なのだろう


『くっ…… あぁぁ…………』

『許さない…… 許さない!!』

『お前らニンゲンに我らがなにをしたというのだ!!』

「何もしていないな。 悪いのは人間だよ」

『貴様も同じニンゲンだ! 許しはせん!!』

「やめろ! 俺はお前を殺す気は無い」

『黙れェッ!!』


鋭い動きで俺に飛びかかってくる魔物
前足が俺を切り裂く寸前、俺は剣を召喚した

二つの剣が交差するように俺を守り、魔物の爪が俺に触れる前に動きを止めさせる


「もう1度言う、俺はお前を殺す気は無い」

「怒りを鎮めて巣に戻れ」

『黙れえええ!!』

「ちっ」


剣をさらに召喚する
20を超える黄金の剣が俺の視界をいっぱいに埋め尽くした
それが一斉に魔物に剣先を向け、そしてそれが全て顔面に突き刺ささる

寸前俺は魔物の声を聞いた


『あぁ、今逝くぞ我が子たち……』


「…………」


事尽きた魔物に近づく
こいつは俺の強さに気がついていたのだろう
戦いを挑んでも勝てないと分かっていても尚、抑えられない激情

魔物に謝るのは筋違いだろう
奴は俺に殺されあの世で子供と過ごすことを選んだのだ


「俺に嫌な役やらせんなよ……」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
36Res/44.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice