【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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171:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:07:13.09 ID:Eb2omwdb0
「…………」
「今は、俺が何を言っているのか分からなくてもいい。だがいつか分かる時が来る。望むと望まざるとに関わらず、必ず」

掠れた声でそう言って、坂月は続けた。

「中萱という男がいた。俺は、そいつと一緒に『自殺病』を利用して循環ビジネスを演出している機関を潰そうと決めた。そしてそれは、赤十字病院を裏で操っていたアルバート・ゴダックをアメリカ国防総省が処分する決定通知を出し、アンリエッタ・パーカーが死亡し、精神体が放流された瞬間に達成された。中萱は死んだよ。その結果を作り出すために、自ら退場した」

夕陽を見つめて、彼は小さく呟いた。

「最期まで馬鹿な奴だった」

寂しそうな呟きの後、青年は少女を見下ろして言った。


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