かなふみ全然わからんがかなふみこんな感じだったらいいなと妄想したアイドル百合SS
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4: ◆2DegdJBwqI[saga]
2017/07/02(日) 23:45:58.18 ID:JoaRaUi7o

「タイミングが悪いわね」
「え……?」

 特定の音に集中していたものだから、反応が遅れ、思わず間の抜けた聞き返しをしてしまった。
 彼女がこちらを一瞥する。
 赤面する。
 そんな私の動揺を気にかけることなく、彼女は自らのペースで話し続ける。
傘を透かして、どこか遠くの雲を見つめて。

「通り雨、このタイミングで降っちゃったら、撮影、長引いちゃうじゃない?」
「ああ……」

 私は頷いた。ぼんやりと。
 タイミングが悪いとは、全く思っていなかったが。
 雨のなか、水たまりと戯れ続ける彼女。
 それさえあれば、私の視覚を、私の鼓膜を、彼女が満たしてくれるのであれば、私の時間は、無聊をかこつことなく、無限に過ぎてゆきそうだと思われた。



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