1: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 20:59:54.20 ID:IzFWzj0A0
前作の派生です。
経緯はこちらをお読みください。
【ガルパン】沙織「みんなが男の人になっちゃった」
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2: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:00:12.75 ID:IzFWzj0A0
みほ「ん……うーん……?」
深夜、西住みほは寝苦しさから目を覚ます。
何かに体を締め付けられているような、そんな感覚を味わいながら目が覚めていく。
そして気付く、違和感、その正体。
3: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:00:46.74 ID:IzFWzj0A0
みほ「え?これ私?え?」
鏡で自分の姿を確認したみほは当然驚き混乱していた。
その体は180センチあるかないかの長身で、細身ではあるが筋肉がしっかりついていることが見てとれた。
みほは悩み考えたが、結局どうすることもできず、藁にもすがる思いで姉である西住まほに電話をかけて助けを求めることにしたのだった。
4: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:01:28.23 ID:IzFWzj0A0
まほ『もしもし、みほか?こんな時間にどうした?』
みほ『お姉ちゃん……私、私……。』
まほ『みほ?いや、誰だ?』
5: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:02:14.85 ID:IzFWzj0A0
みほが部屋の隅で丸くなっていること数時間、家のチャイムが鳴った。
ドアスコープで外を確認すると、そこにはまほと逸見エリカの姿が見える。
みほはドアを開け、 待ち望んでいた救いの手を招き入れた。
みほ「どうぞ。」
6: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:03:51.41 ID:IzFWzj0A0
まほ「そんな……あの可愛かったみほが……男に……。」
エリカ「隊長!隊長しっかりしてください!」
まほが絶望に膝を折ると、みほは悲しそうに顔を背けた。
7: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:04:39.05 ID:IzFWzj0A0
まほ「私もそれに賛成だ。」
エリカ「隊長!大丈夫ですか?」
まほ「あぁ、もう大丈夫だ。すまなかったな、みほ。」
8: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:05:21.07 ID:IzFWzj0A0
まほ「とりあえず服をどうにかしなければな。私が買ってこよう。」
エリカ「隊長、私が行ってきますよ。」
まほ「いや、ここまで運転してきて疲れているだろう。ここは私に任せてくれ。」
9: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:21:44.43 ID:IzFWzj0A0
エリカ「あんた、どうしたの?落ち着きないけど。」
みほ「あ、その……えーとね……。」
エリカ「なによ、ハッキリ言いなさいよ。」
10: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/07(月) 21:22:36.84 ID:IzFWzj0A0
エリカ「な!あんたなに変なこと言ってんのよ!」
みほ「ご、ごめん。でも本当にキレイだったから……。」
エリカが照れて言葉に詰まったタイミングでみほの電話が鳴る。
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