56: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/10(木) 00:38:38.87 ID:Qe86yV0R0
そして今、就寝時間を大きく回ってしまっているのに、月が煌々と輝いているのに寝付けない理由は、大きく二つ。
ひとつは。
勇者(……いや、俺……言ったのに。一人で……寝られる、って)
堕女神「陛下? まだお眠りになられないのでしょうか?」
勇者「あ、ああ……眠気が起きないんだ」
堕女神「僭越ではありますが、寝物語など? それとも唄いましょうか」
勇者「だから……」
ベッドに潜り込んで、時にして数分の間、うとうとと寝入りかけた時の事だ。
扉の音にも気付けず――――気がつけば堕女神がベッド脇に腰かけ、じっと見つめていた。
そのままなし崩し的に添い寝をされる形となって、今……こうして間近から寝顔を見守られながら必死に眠ろうと務めていた。
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