とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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20:名無しNIPPER[saga]
2018/11/26(月) 22:17:41.02 ID:0PTk5Vl60
「……ちょっと待てこのスタートと同時にありったけの能力で足元を爆破するってのは?」

「ああ、こっちはうちの切り札であるレベル3の能力者が防いでくれるから自爆の心配はないぜい」

「それに。相手に向けて撃つんじゃなくて。地面に向けてだからセーフ」

「そうじゃねえ!! 不意を突かれたら相手が挽き肉になっちまうわ!!」

「でも、相手チームはこれくらい避けるからね」

「そうなの!?」

「そして私たちの作戦は、その噴煙に混じって相手チームを……」

「ロケットランチャーで。粉々に爆破するのね?」

「そ、そこまではちょっと……」

さらっととんでもない発言をかますなおい。
自分で触れた大会のルールはどうした、というか普通に捕まる。

(まあでも、姫神もクラスに馴染んできたよなぁ)

何だかんだ、姫神が転校してきてから二十日ほどが経つ。
このクラスの連中は揃いも揃ってキャラの強い奴らだし、良い奴らでもあるから馴染むまでそれほど時間はかからなかったようだ。
前にいた霧ヶ丘女学院と比べれば天と地ってくらいにレベル差はあるけど、楽しそうな顔を見ると心配はいらなそうだった。

そんなこんなで昼食を終え、最後の授業を終えた。
明日はまた競技があるため、それぞれ動きの確認など好き勝手な話し声が教室に漏れる。

「…………」

しかし、割と最近起きた『サンクラッシュ』の話がもうほとんど話題にあがらないのが驚きだ。
史上最大の太陽嵐が地球を襲い、世界中で電子機器が破損した世界的大事件。
各国がインフラに大打撃を受け、一部パニックになったのだ。


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