とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
1- 20
21:名無しNIPPER[saga]
2018/11/26(月) 22:18:39.98 ID:0PTk5Vl60
一部では毎度お馴染みの陰謀論も囁かれているらしいが、それほどの事態だった。
世界で最も科学の発達したこの学園都市は、同時に世界で最もサンクラッシュの被害を小さくとどめた街でもある。
そのせいなのかは知らないが、話題に出せば「ああ、そんなこともあったね」で流されてしまいそうなほどその存在感が薄くなっている。

情報の溢れたこの時代、人は何かに飽きるとすぐに次のネタに食いついていく。
これも時代の流れか、とらしくもないことをちょっと考えてみる。

俺が椅子に座ったままポケコンを触っていると、突然やかましい奴が騒ぎ始めた。

「カミやーん、一体何して……ハッ!?
ま、まさかまた可愛い女の子と約束してるんか?
それで『明日の競技……君のためにも必ず勝つよ。見ていてほしい』とか言っちゃうんやろ!?
そんでそのままデートなんてアカン!! ボクは許さへんでそんなの!!」

「一人でうるせぇ!! 何だその少女漫画に出てくるサワヤカイケメンみたいなヤローは!?」

「といってもカミやんがサワヤカイケメンかどうかはともかく、可愛い女の子との約束ならあり得る話だにゃー。
そもそもこの野郎は自分の境遇を理解せず出会いが欲しいとか言っちゃう奴だし……」

「いやいや、それに関しちゃ間違ってはいないだろ。出会いが欲しい……ぐぶぁっ!?」

「命に関わるパンチをするでカミやん!?」

「もう殴った後じゃねぇかこのエセ関西野郎!!
大体何なんだその青髪、神の領域に辿り着いた最強の戦士リスペクトか?
だったらまずは赤から入りやがれ!!」

「いやいやカミやんの周りが女子で溢れてるのは事実!!
ねーちんとか他にも色々そっち方面の知り合いが大勢いるはずだぜい!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
75Res/77.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice