とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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31:じゃあポジティブで[saga]
2018/11/28(水) 22:16:33.92 ID:n0b/+xFf0
「お前らに目にもの見せてやるからな、覚悟しとけ!!」

「頑張れカミやん。無駄だけど」

「上条くん。そんなに落ち込まないで」

「そうよ、いつかはきっと良いことがあるわ」

「まだ!! 回してないから!! まだ!! 落選してないから!!」

確定した事実みたいに語りやがって、いいやもう限界だ!! 押すね!!
ええいままよ!!

そして、俺の指先は画面をタップした。
画面の中で箱が回転し始め、やがて一つのボールが吐き出される。

そのボールの色と、出てきた番号と、表示された文字列を俺は眺めた。
何度も、何度も、何かの間違いじゃないかと確認する。
しかし何度確認したところで結果が変わることはなかった。

俺の幻想殺しに反応はない。
試しに頭を触ってみる。何も起きない。
つまり、これは紛れもない現実だ。

「ぃ……ぃよっしゃああぁぁぁぁああああああッ!!」

俺のポケコンの画面には、こう書いてあった。
『当選おめでとうございます!! 七等 三十万円』

「う、嘘だにゃーッ!?」

「こんなの。絶対おかしいよ」


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