とある妄想科学の猟奇殺人(ニュージェネレーション)
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32:じゃあポジティブで[saga]
2018/11/28(水) 22:17:45.12 ID:n0b/+xFf0
「わ……罠よこれは罠よ!! 上条が当選するなんておかしいじゃないそれが罠だという証拠!!」

「だから七等なんじゃないか、ふっきよっせさーん? でも七等とはいえ、当たっちゃいましたねー?
おうおうお前ら、さっきはよくも好き勝手言ってくれたな!! ひれ伏せそして崇め奉れい!!」

「ち、違う……あり得ない……」

顔を真っ青にし、唇を震わせて吹寄が呟く。
というか吹寄の反応がヤバい。一体どれだけショッキングだったんだ。

「う、っぷ……っ!?」

と思ったら姫神はもっとヤバい。身体をくの字に曲げて口元を手で押さえている。
吐く寸前じゃないの!! そしてそれだけ驚かれる俺は一体何だ!!

通信簿がオール1だったかのような声を漏らす吹寄を尻目に、俺はひたすらポケコンを見つめながらニヤついていた。
気持ち悪いのは分かっているが、止められない。
三十万。三十万だ。これだけあれば、節約しながら使っていけばどれだけの間生きられることか。

「ああ……今日の晩飯は記念に少し豪華にしよう。インデックスも喜んでくれるだろ」

こうして、貧乏学生であった上条当麻の、少しだけブルジョアな生活が幕を開けたのであった――――。


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