43:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 18:20:54.41 ID:rJCnA2SX0
「楓さん、もし、ですよ」
「はい」
「ここで俺が冷静になって、『やっぱり倫理的に問題があるからやめましょう』なんて言い出したらどうします?」
「行きずりの男性に体を預けようかと」
「なんと」
「体が火照ってしまって、もう自分では処理しきれそうにないのでやむなしですね。……それを聞いたプロデューサーはどう思われます?」
「…………総合的に考えて、俺が相手を務めた方が安全ですね、色々と」
「でしょう?」
笑う楓さん。絶対に嘘だが、そう言われては逃げ道が消えてしまう。ほんの少し嘘つきどころではないぞ、これ。
つまるところ、これは大義名分なのだ。俺がここで耐えきれず手を出してしまった方が、他のスキャンダルに巻き込まれるよりはよほど楽だと。リスクマネジメントを念頭に置くなら、俺が楓さんを抱いてしまうのがなによりだと。
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