22:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:28:01.70 ID:gUiBlRD20
「前途多難だ……」
「頑張りなさいよ。頼りにしてるんだから」
そうだった。俺の双肩には、五姉妹の未来ものしかかっている。ここでダウンするのはあまりに早すぎるだろう。
もうひと踏ん張り、だ。
23:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:28:36.96 ID:gUiBlRD20
「手間賃」
引き止められてイートインスペースに座らされると、二乃にホットココアを手渡された。特売の卵で得た利益が消し飛んでいる気がしたが、もらえるものはもらっておくことにする。……だけど、その前に。
「ほれ、毒見」
24:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:29:12.13 ID:gUiBlRD20
「ん」
何事もなく二乃が数口飲み干して、ちょっとだけ容積が減った缶をこちらに返してくる。当たり前だが、何かが盛られてはいなかったようだ。
「もちろん薬は入ってないわ」
25:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:29:38.97 ID:gUiBlRD20
「……そういえば間接キスは初めてよね」
「新たに倒錯した性癖に目覚めるな」
「喉渇いたからもう一口ちょうだい」
これはやべーぞと、一気に残りを飲み干した。炭酸ジュースでなくて良かったと一安心だ。
26:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:30:14.80 ID:gUiBlRD20
「……まあいいわ。付き合わせて悪かったわね」
「気にすんな」
足元に置いたレジ袋を持って、自動ドアの方に足を向ける。当然彼女もそうするものだとばかり思っていたが。
27:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:31:00.39 ID:gUiBlRD20
「一日一回、今日はまだしてなかったでしょ……?」
「じゃ」と短く言って、二乃はすたこらと店外に出ていった。残された俺はと言えば、にわかに色めき立った周囲の視線に晒されながら、ただ一人で項垂れるだけ。
「…………くそ」
28:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:32:33.85 ID:gUiBlRD20
今日はここまで。前回は結果的に二乃の話だけ薄くなってしまったのでそれの補填の意味で。
またしばらくちまちま更新していくので、良ければお付き合いください。
29:名無しNIPPER[sage]
2019/01/29(火) 21:34:32.18 ID:IARJu6cU0
乙
ありがたい…
30:名無しNIPPER[ saga]
2019/01/29(火) 21:44:09.59 ID:gUiBlRD20
空行で時間経過を表す癖のせいで分かりにくくなりましたが、23からは買い物後です。一応間違いのないように。
31:名無しNIPPER[sage]
2019/01/29(火) 23:38:12.72 ID:3e24dhzk0
乙
押せ押せな二乃いいね
32:名無しNIPPER[sage]
2019/01/30(水) 08:33:01.59 ID:h1r7MI/To
毎作おつかれさまやで
253Res/116.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20